【GR86走行記#001】シェイクダウン第1回走行テスト GR86/BRZ Cup参戦
NTM RacingのGR86レース車両が、ついにサーキットへ。
先日、鈴鹿サーキットにて、初回となるシェイクダウンおよびテスト走行を実施しました。
これまで製作を進めてきたマシンが、実際にサーキットを走る初めての一日。
チームにとっても、大きな節目となるテストとなりました。
■いよいよサーキットへ!

今回のテストでは、単純にタイムを追うのではなく、
- ▶︎ 足まわりの確認
- ▶︎ ブレーキバランス
- ▶︎ 車両セットアップ
- ▶︎ 空気圧変化
- ▶︎ ガソリン消費量
- ▶︎ 車両挙動の確認
など、実戦に向けた基礎データの収集を中心に走行を行いました。
まだ製作途中の部分も多く残るマシンですが、まずは「しっかり走ること」、そして「今の状態を正確に知ること」が今回の大きな目的です。
サーキットへ到着したマシンは、仮設ピット内で最終チェックを実施。
工具が並ぶ中、チームメンバーもほんの少しの緊張感とワクワクした表情で準備を進めます。
そしていよいよ、GR86がコースイン。
ここからNTM Racingの本格的な挑戦がスタートしました。
■ 1本目の走行 ― 見えてきた課題と可能性

最初のセッションでは、車両全体の状態確認を優先。
実際に走らせてみることで、製作段階では見えなかった部分も少しずつ見えてきました。
「想像していた動き」と「実際の挙動」の違い。
レース車両は、実際にサーキットを走らせて初めて分かることが数多くあります。
ブレーキング時の挙動、旋回時のバランス、アクセルオン時の感覚。
細かな変化を確認しながら、一周一周データを積み重ねていきました。
また、空気圧の変化や燃料消費量、ガス欠症状の確認など、実戦を見据えたチェックも実施。
初回テストとしては非常に収穫の多い走行となりました。

素人の私はレース車両の燃費の悪さに驚愕…!
一瞬でなくなるガソリンっっっ リッター3km無い程でした。
■ ノーピット走行で見えたもの2回目の走行では、30分間ノーピットでの連続走行を実施。

短いアタックでは見えない、長時間走行時の車両変化を重点的に確認しました。
-走行を重ねるごとに変化していくタイヤの状態。
-燃料が減った際のバランス変化。
-連続周回時のブレーキフィーリング。
実戦では、単純な速さだけでなく「安定して走り続けられること」が非常に重要になります。
今回のセッションでは、マシンとの“対話”を重視しながら、様々な方向性を確認していきました。
もちろん、まだまだ改善点はあります。
しかし、その一方で、確実に前進している感覚もありました。
■ アクシデントも含めて“テスト”

今回のテストでは、走行中にアンダーカバーが外れるアクシデントも発生しました。
幸い大きなトラブルには至らず、その後も無事に走行を継続。
しかし、こうした予想外の出来事も含めて、テスト走行の重要な意味だと感じています。
サーキットでは、実際に走らせてみなければ分からないことが数多くあります。
だからこそ、今回得られた経験やデータは、今後のマシン製作において非常に大きな財産となりました。

完熟走行に同乗させてもらったのですが、もう怖い…!
https://www.instagram.com/reel/DYMJa8MznBF/?igsh=ODY4MDk1YzZ4NWt6
■ 次回テストへ向けて
今回のテストで得られたデータをもとに、今後さらに車両をブラッシュアップしていきます。
次回は、より完成度を高めた状態でテストへ臨む予定です。
少しずつ形になっていくGR86。
その過程には、チーム全員の想いと挑戦が詰まっています。
まだ始まったばかりのNTM Racingですが、確実に前へ進んでいます。
最後に、応援してくださった皆様、そして鈴鹿サーキットスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
次回のテスト走行、そしてレース本番へ向けて、さらに準備を進めていきます。

